職場における転倒災害防止に向けた取り組みについて

2022年06月08日

お知らせ

令和3年の京都府内で発生した労働災害は、『転倒災害』が最も多い事故の型で、労働災害全体の約2割を占めており、近年は増加の一途をたどっております。
また、転倒災害の約7割が50歳代以上の労働者で発生しており、京都府北部地域の労働基準監督署管内(福知山署、舞鶴署、丹後署)においては、その割合は約8割となっており、転倒災害を予防することは、高齢者が活躍できる社会の実現や生産性向上の観点からも、大変重要な課題です。
こうした中、厚生労働省では、転倒災害撲滅に向けて「STOP!転倒災害プロジェクト」を推進しており、全国安全週間(7月1日~7日)の準備月間である6月をこのプロジェクトの重点取り組み期間としています。
全国安全週間は企業をはじめ関係者の皆様の安全意識の高揚と安全活動の定着を図るため、昭和3年から毎年、厚生労働省が主唱しており、今年度は、

「安全は 急がず焦らず怠らず」をスローガンに展開します。
さらに、京都労働局では昭和60年から、「京都ゼロ災3か月運動」を7月1日から9月30日までの期間で実施します。
京都府内の多くの事業場にこの運動に参加していただき、「労働災害ゼロ」を目指して、安全・健康・快適な職場づくりを行っていただけるよう併せてお願いいたします。

転倒予防・腰痛予防の取り組み(厚生労働省ホームページ)